Shri Yoga Project
2024年〜2025年 Yoga Madhya300hr Teacher Training
300時間生 特別プログラム
◆ 特別プログラムについて
Yoga Madhya 300時間講師養成講座では、一部の講座は、そのトレーニングの質を高めるために、300時間受講生のみ対象の特別プログラムになっています。
これらのプログラムは、300時間という限られた時間枠の中で、専門性を高めると共に、独立したそれぞれのトレーニングをつなぎ、包括的に指導力を洗練させるように考慮されています。
一方で、一部のプログラムは一般の受講生も受講が可能になっています。これまでに開催してきたヴィンヤサの指導法やリストラティブヨガの講座は一部内容をリニューアルしています。さらに今回より25時間の陰ヨガ講師養成講座を加え、それらのトレーニングは、今後もそれぞれ単独で受講が可能です。
300時間生は、単独で受講が可能なトレーニングにおいても、特別な課題、並びにメンタープログラムがありますので、実質300時間以上のトレーニングになります。
基礎の指導法 25時間 (第1部プログラム)
日程:2024年8月10(土曜)〜12(月祝)
時間:09:00−18:00(ランチブレイク含む)
場所:Yoga Madhya
講師:Kaori Kokita こきたかおり
【トレーニング・プログラム】
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初心者のヨガ・基礎クラスの生徒とは?
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クラスを始めるには
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センタリングと呼吸について
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タダーサナを指導する
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アラインメントについて
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基本のポーズの指導と工夫
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ポーズを分解する
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明確なコミュニケーションとは
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積極的にやりたいこと
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基礎クラスで避けたいこと
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グループワーク
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プラクティカム
「基礎(土台)は、その上に立つ全てを一つに支えているものです。
基礎に立ち上らなければその上に積み重ねることができません。
それは私たちが道を歩む上で、常に立ち返る場所なのです。
基礎のプラクティスは経験のあるヨガ練習生にとっても楽しいものです、その指導は、知識と経験を必要としますが、同時に受け取るものもたくさんです。アーサナの深い理解が必要であると同時に、生徒の状態をよく見て、レベルに応じた指導を工夫する必要があります。
基礎の指導と初心者の指導とはまた少し違いますので、その違い、使い分けについてもここでは探ってゆきましょう。また、基礎・初心者の指導は、シニア世代の指導にも繋がってゆきますので、そのことについても触れてゆきます。
丁寧な積み重ねの中に、練習することの楽しみがあるようなクラスの指導を模索してゆきましょう。
自己探究とアーサナ 〜探り・考察し・見出す〜 40時間 (第3部プログラム)
日程:2025年 (TBA)
*土日祝日で、5日間を予定しています
時間:10:00−18:00(ランチブレイク含む)
場所:Yoga Madhya
講師:Sachiko N Willis さちこ・ウィリス
【トレーニング・プログラム】
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Day 1: 膝・股関節・腰
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Day 2: 肩・首
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Day 3: 月経・消化
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Day 4: 感情と健康
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Day 5: 呼吸・神経系
5日間のプログラムを通じて以下のトピックを探ります
● 観察するスキル
● アーサナ 軽減と工夫
● 補助道具を使う
● ハンズオン
● シークエンスについて
● プラクティカム
Yoga teaches us to cure what need not be endured and to endure what cannot be cured.”
ヨガは耐える必要のないものを癒すように
また治せないものはそれを生き抜くように
私たちに教える
B.K.S. Iyengar
このスワディヤーヤのプログラムでは、指導者自身とその生徒を癒し回復するツールとしてのヨガを、その実質的なアプローチから学んでゆきます。5日間で、一般のクラスでよく出会うケースをテーマ別に考察し、生徒を助け補助する方法について学びます。
スワディヤーヤはサンスクリット語で、自己探究と訳されます。それは八支則の一つであるニヤマの一部です。このコースにその名前をつけたのは、ヨガの過程において、自分自身の体・マインド・呼吸を使って、各々の経験から学ぶことが重要・不可欠であるからです。あなた自身の経験が、あなたの知識と技術、そして他者を助ける能力の基盤となります。
スワディヤーヤ (Svadhyaya) の意味は
自己の未知の領域に踏み入れ
自己を深く探り考察し
自己と出会う
Sachiko Nishizawa Willis プロフィール
2001年より、B.K.S. ならびに Geeta Iyengar のリニエージにて、アイアンガーヨガの実践とトレーニングを重ねる。インターミディエイト・ジュニア1。さらに、B.K.S. アイアンガー師によって直接承認された3年間のヨガ療法のプログラムを修了。
ヨガ指導者として、ヨガのプロセスに対する深い信頼とプラクティスの喜びを、全ての指導の場面にもたらすように心がけている。方法論に基づきながら革新的な指導スタイルを通じて、生徒の中に自信と勇気と繊細さを育てることを得意とする。
彼女が目指すところは、より多くの人がヨガのプラクティスを取り入れるようインスパイアすること。ヨガとはどのような障害や病があろうと、物理的なレベルを超えた変容と、自己を発見するという旅であると考えている。
Certified Yoga Therapist (C-IAYT)
E-RYT500
YACEP
呼吸について 16時間 (第3部プログラム)
日程:2025年(TBA)(土日祝を予定しています)
時間:09:00−18:00(ランチブレイク含む)
場所:Yoga Madhya
講師:Kaori Kokita こきたかおり
【トレーニング・プログラム】
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自然呼吸について
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自分の呼吸を探る
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呼吸を解放する、そのプラクティスと指導
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呼吸に関わる体の部位とメカニズムのリビュー
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呼吸を制限する主要な問題について
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アーサナと呼吸
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呼吸の指導について
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基本的な伝統的ヨガの呼吸法とその導き方
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グループワーク
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プラクティカム
Breath is the bridge that connects life to consciousness, the bridge that unites your body to your thoughts.
呼吸は生命と意識をつなぐ橋です
それは体と思考を結びつける橋なのです
Thich Nhat Hanh
ヨガの実践において大きな役割を果たす呼吸。この300時間プログラムでは3名の各トレイナーがそれぞれのフィールドで呼吸について指導します。それは別の角度からスポットライトをあてて、陰となっている場所を照らし出すアプローチだと、私たちは考えます。
このプログラムでは、特に、自然呼吸について学んでゆきます。呼吸を意識し、習慣的な制限された呼吸を改善することは人生を変えることにつながると言っても過言ではないでしょう。
まずは自分の呼吸を探ることからはじめ、呼吸の神秘に触れ、呼吸についての理解を深めてゆきます。そしてそのような視点から、伝統的なヨガ呼吸法をどのように実践してゆけばよいのかについても探ってゆきましょう。
瞑想 22時間 (第3部プログラム)
日程:2025年(TBA)(土日祝を予定しています)
時間:09:00−18:00(ランチブレイク含む)
場所:Yoga Madhya
講師:Kaori Kokita こきたかおり
【トレーニング・プログラム】
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瞑想とは何か
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瞑想ではないもの、よくある誤解について
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ヨガ実践者と瞑想
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瞑想の種類
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どのように瞑想するのか
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どのように自分の練習を確立するか
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瞑想の姿勢
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瞑想の障害となるものについて
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プラクティスを深める
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毎日の実践とジャーナル
瞑想の実践を習慣づけ深めるプログラムです。瞑想は、この300時間プログラムのサブテーマでもあるスワディヤーヤ、私という存在に出会い、私自身を知るためのエッセンシャルなプラクティスです。
ここでは、瞑想とは何かを具体的に明確にし、内側と外側からその実践を探ります。瞑想を指導するには、それに伴う十分な実践が不可欠です。実践を通じて私たちはマインドについてより深く理解することができるようになります。また同時にそのプロセスが私たち自身をより明らかにし、慈悲の心を育む実践にも繋がってゆきます。
講座では瞑想の場面で鍵となるいくつかの用語についても探ってゆきたいと思います。そうすることで私たちの瞑想の実践がより明確になりますように。